コモンセンス・ペアレンティング・トレーナー養成講座
9月7,8,14日の3日間で「コモンセンス・ペアレンティング(以下、CSPとする)・トレーナー養成講座」が福島市で開講されました。県内で子ども支援に力を入れている支援センターの先生や児童養護施設の職員、また市町村・NPO職員など幅広く集まりました。
講師には、福島県中央児童相談所 相談課長であり、CSPトレーナーofトレーナーの資格を持っておられる佐藤早苗氏をお迎えしました。
CSPとは
CSPとは、子どもの望ましい行動を、暴力以外の方法で効果的なしつけのスキル(技術)の体得を経験的に学習する、親に教育を行うことを目的としたプログラムです。
CSPでは、暴力に頼ったしつけを肯定はしないが、親が置かれている(追いつめられている)状況への理解を示しながら、暴力以外の方法を用いたしつけのスキルを教えていくことにより、最終的には暴力以外の方法で子どもをしつけられるという自信を持てるよう導くものです。
講座は、実際のセッション形式で受講者が親役をしながら6回のセッションを段階的に学習していきました。
穏やかな雰囲気の中で、親の気持ちに添いながらセッションを進めていく講師を真剣な眼差しで見つめる受講者の皆さん。
今後、各職場に持ち帰り、子どもとの関わりの中で、親支援の観点から、職場のスタッフとの共有を図りながらCSPトレーナーとして、親子間のより良い関係性を築けるように従事していきたいとの熱い思いを胸に佐藤早苗氏より修了証を受け取りました。
アンケート回答
参加者
満足度
参加者の感想
- すぐに活用できそうなヒントをたくさん得られた。
- ロールプレイを行い、体験することで学べることが多かった。
- 実践に即した講座となっていてとても分かりやすかった。
- 自分を振り返るきっかけと、スキルアップに繋がった。
- 少人数制で参加型だったのが大変良かった。
- トレーナーとしての進め方など新しい所もたくさん学ぶことができた。
- 研修期間が長いが、それでも薄くならない内容の濃さがあった。