Nobody’s Perfectファシリテーター養成講座
8月17,18,24,25日「Nobody’s Perfect(以下、NPとする)ファシリテーター養成講座」を開催しました。子育て支援をしている県内の支援者を対象とし4日間のプログラムとなります。講師としてNPO法人こども家庭リソースセンターのNP部門代表 伊志嶺美津子氏を迎えることができ、一方的な講義形式ではなく、受講生が積極的に質問をするなど質疑応答をしながら進められました。体験型プログラムを取り入れながら実際のセッションをロールプレイ形式で学ぶことができ学びを深めることができました。
始めは受講者の皆さんも緊張の面持ちでしたが、自己紹介を兼ねたアイスブレーキングを行って、緊張の糸がほどけた様子。
ほっこり場が温まったところで講座が始まりました。
NPプログラムとは…
カナダで開発された子育て中の親のための優れた予防型プログラムです。
「Nobody’s Perfect=完璧な親はいない」をモットーに「人は学びながら親になっていく」「すべての親に支援が必要」「完璧でない私たちがお互いを認め合い支え合う育児」という考え方を大事にし、「安全」「安心」な場で、体験学習型で親としての学びを進め、親同士の話し合い・体験交流を通して、親自身の気づきや洞察を促し最終的には親自身の自立を目指すプログラムです。
2時間のセッションで週1回を連続して6回開催します。対象は、0歳から就学前の乳幼児を持つ親で、保育つきとし、親だけのグループでの実施が原則となっています。
最終日には、実際に2人組でファシリテーターを務めてセッションをロールプレイで進めていきました。様々なセッションをオブザーバーとして参加者が見守り、意見交換を行う中でファシリテーターとしてのスキルを学びました。
お時間が合わずに帰られた参加者の皆さんもおられましたが、伊志嶺先生と記念に一枚!
アンケート回答
参加者
全体の満足度
参加者の感想
- NPプログラムは、自分が子育て中だったらぜひ受けみたいものなので、これを活用して関わっている保護者への対応の時、又は、講座などにも使っていきたいと思った。
- ファシリテーターは、立会人・伴走者として存在できるよう目指していきたいと思う。
- 自分の力量不足を感じたが、それ以上にエンパワメントされた。
- 実践形式だったのでファシリテーターの気持ちと参加者の気持ちを感じながら参加することができた。
- NPファシリテーション自体の全体のイメージがつかみずらいところもあった。
- 県内で親子をえる方々に出逢い、交流の機会がもてて、とても嬉しく思った。
- 即実践できる内容で、親支援はもちろん、広くファシリテーションの学びになりました。