第1回 ままカフェ@ふくしま
避難先から福島へ戻って来た親子向けのサロン「ままカフェ@ふくしま」が福島市でも始まりました。第1回目となる、6月28日(金)は、福島市の福島市保健福祉センターで行いました。
10時の開始と共に、続々と集まってくる皆さん。
「私一人で来たけど大丈夫かしら?」
「子ども連れじゃないけど、良いですか?」
「子どもが今寝ちゃったんですけど・・・」
みなさん、第一回目という事もあり少々緊張気味にお部屋に入ってきました。
ハイ!!お一人の参加でも、お母さんお一人でも、お子さんが寝ちゃってても、もちろん大丈夫です!!ままカフェを担当しているのは、福島市内の子育て支援センタ―の(せのうえ子育て支援センター、ふくしま東子育て支援センター、わかば子育てセンター、ほくしん子育て支援センター、さくら子育て支援センター)の先生方、福島市保健福祉センターの保健師さんと、私たち東日本中央子ども支援センター福島窓口のスタッフです。
子育ての事、久しぶりの福島での生活の事など、なんでもご相談下さいね!!
こちらが、当日のお部屋の様子です。
お子さんが遊びたくなるようなおもちゃや、手作りおもちゃが並んでいます。
このポストカードは、福島市内の商店主の皆さんが「福島を元気にしよう!」と立ち上げたプロジェクトからご提供いただいたカードに、せのうえ保育園の園児の皆さんや、保育士さんがぬり絵をしてくれたものです。
優しい絵柄に色が付けられたことで、心がほっこりする壁面になりました!
見えないのが残念ですが、裏には避難先から戻ってきたお母さん達へのメッセージや、これからの福島への想いなどが綴られています☆
ままカフェ@ふくしまのお菓子は、米沢へ避難しているお母さん達が立ち上げたおやつ工場のお菓子をお取り寄せしました。こちらのお菓子は、無添加・ベクレルフリーのお菓子で、お母さん達にも大好評!!避難しているお母さん達と、避難先から戻ってきたお母さん達が美味しいお菓子で繋がりました!!
さて、こちらの写真は当センターの通称:マスター新山さんが、ままカフェのお母さん達へ美味しいコーヒーを淹れてくれている様子です。
お子さんたちは、たくさんのおもちゃにニッコリ!
お母さん達は、淹れたてのコーヒーの香りにニッコリでした!!
ままカフェは、特にプログラムを決めていません。基本的に、終了のちょっと前に、お子さん向けにおはなしタイムがあるだけです。
参加してくれたお母さん達の様子に合わせて、スタッフが話の輪に入ったり、見守ったり、お子さんと遊んだり・・・。
お母さん達は、時間いっぱいまで(足りないぐらい!?)話をしていました。
そうそう!マスターは、途中からじぃじになってくれました♪
(※プライベートでも、じぃじです!)
~参加してくれたお母さん達の声から~
- 同じ体験をした者同士、共通の話が出来て良かったです。
- 不安を話せる場があるのは、有難いです。
- テーブルが二つに分かれていたので、別なテーブルの方々とお話出来なかったのがちょっと残念でした。
- ベクレルフリーのお菓子が美味しくて、色も綺麗で嬉しかった。
- コーヒーが美味しかった。
- 2年前、あの大変な時期に私と同じように悩んで決断して行動していたママ達。
たくさん苦労もしたけれど、みんな笑顔で出会えたこと、嬉しかったです。
今後の開催予定
次回の「ままカフェ@ふくしま」は、7月26日(金)です。ぜひ、たくさんの皆さんにご参加いただきたいと思います。
なお、「ままカフェ@こおりやま」は7月11日(木)に、第2回目を開催します。
詳細はこちらです。ぜひ、お気軽にご参加ください!!
(富田 愛)