Fukushima Child Support Care Center of The Great East Earthquake

2013/5/31『福島子育て支援者合同会議』開催報告

福島子育て支援者合同会議
「避難先から福島へ戻って来た母親たちへの支援について」

日時

2013年5月31日(金) 13:30~16:30まで

場所

福島市市民活動サポートセンター(チェンバおおまち 3階会議室)

内容

「避難先から福島へ戻って来た母親たちへの支援について」と題し、第2回目の福島子育て支援者会議を開催しました。
今回は、15団体27名の皆さんに参加していただきました。福島と郡山で先行してスタートする避難先から戻ってきた母親向けのサロン「ままカフェ」についての具体的な事を決めるための話し合いを行いました。
福島子育て支援者合同会議-01

グループワーク

まず、この会議に初参加の団体さんに、活動紹介をしていただいた後、3つのグル―プに分かれて、ワークを行いました。それぞれのゴールは次の通りです。

  • Aグループ(福島市)→
    「ままカフェ開催に向けてスタッフ全員の共通理解を図る」
  • Bグループ(郡山市、川俣町)→
    「来やすく、居やすく、来続けられる場所づくりのために何が出来るか?」
  • Cグループ(いわき市、白河市、会津地区)→
    「ままカフェをこの地域でも開催するために」

このゴールに向けて、「ままカフェ」が避難先から戻ってきた母親たちにとって居心地のいい場所にするために、それぞれ熱いワークが繰り広げられました。
福島子育て支援者合同会議-02 福島子育て支援者合同会議-03

福島子育て支援者合同会議-04 福島子育て支援者合同会議-05

グループワークでは下記のような意見等が挙がりました。福島の支援者の熱い思いが溢れた会議となりました。

  • ママや子ども達にとって、居心地のいい雰囲気作りを心がけよう。
  • 広報として、避難を経験した人限定のサロンであることを明確にした方が良いのでは?
  • 相談があった場合には、状況により個室を案内するなど配慮も必要。
  • スタッフの姿勢として、笑顔で明るく『おかえりなさい』という気持ちを統一したい。
  • いわき市では、7月スタートを目標に頑張ろう。
  • 今こそ、様々な事を吐き出す時なのでは?次に踏み出す一歩を応援したい
  • 迷った時は、『誰のためのカフェなのか』を常に確認しよう!ママと子どもたちのためのままカフェなのだ!!

避難生活を継続しているママも、避難先から戻ってきたママも、福島で子育てをしているママも震災以降、子どもを守るために、家族の将来をより良いものにするために、たくさんの決断と大きな覚悟をしながら子育てをしてきた2年3か月です。
その全てに私たちだけでは対応できませんが、このように支援者の皆さんの叡智と熱い想いを集結すれば出来ることが、増えてくるのではないでしょうか?
その一歩が、「避難先から戻ってきたママ達の居場所、ままカフェ」です。
どうか、このままカフェにたくさんのママ達が来てくれますように・・・。

ままカフェの詳細は、こちらです。

実績情報