東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故により、子どもとその親をとりまく環境は激変した。特に放射線の健康被害への不安、避難による生活や家族形態の変化などにより様々な健康問題が生じている。
そのような状況のなかで、この事業は子どもたちと親の元気と笑顔を応援すること、子ども自身が成長する力を支え、その養育者である親の悩みや喜びを共にわかち合い親子に寄り添う人を養成することを目的とした講座である。
目標
- 南相馬市の子どもと親のおかれている状況が理解できる
- 保護者の方と上手にコミュニケーションをとることができる
- 「ファシリテーション」の考えが理解できる
- 子どもと親に寄り添い、支えるという意識ができる
- 地域の子どもと親や地域の人たちの課題を感じ、あるべき姿(こうだったらいいな)ために動くことができる
- 市事業への協力ができる
対象
南相馬市内に居住する方
先着 定員20名
参加要件
できるだけ養成講座へ1~7回出席できる方
3歳頃の子どもと1時間程度、体を使った遊びができる体力がある方
事業内容
南相馬市母子健康推進員養成講座内容(PDF 348KB)
母子健康推進員養成講座
こどもの発育と発達、遊び(運動)に関する講話と実技
コミュニケーション・ファシリテーション(ファシリテーター)に関する
講話と実技
動の遊びの講話と実技 「リトミック」
グループワーク(自分の考えていることを伝え、受講者の思いを聴く)
修了証書交付(全7講座中4講座受講された方に交付)
講座講師: 桜の聖母短期大学
ファシリテーター講師
リトミック講師 など
実施期間: 5月~8月 7回コース 概ね月2回 2時間程度
実施場所: 原町保健センター及び鹿島保健センター
フォローアップ講座
静の遊びの講話と実技 「絵本の読み聞かせ」
応用講座「子どもへの関わり方~遊びを通して~」
母子保健事業体験実習
グループワーク
講座講師:保育士
図書館職員
実施期間:フォローアップ研修 10月~3月 概ね 月1回
体験実習 10月~12月 一人1回
評価方法
- ファシリテーションの考えが理解できる
- 市への保健事業に協力できる
- 地域の人たちと話し合いを持つことができる
- 愛育会活動に入会することができる
お問い合わせ
〒975-0011 南相馬市原町区小川町322-1
南相馬市健康づくり課(原町保健センター)
健康企画係
TEL:0244-23-3680