11月2日(土)~4日(月)にかけ、福島市にて『親と子どものふくふくトレーニングトレーナー養成講座』を「福島県子どものこころのケア事業」の一環で実施しました。

実施日時

2019年11月2日(土)10:00~17:30
2019年11月3日(日) 9:00~17:30
2019年11月4日(月) 9:00~17:30

実施場所

ラコパふくしま 会議室C
(〒960-8105 福島県福島市仲間町4-8)

講師

安部 郁子先生(福島大学人間発達研究科)
佐藤 早苗先生(福島県浜児童相談所 所長)

参加者数

15名

内容

初めに『親と子どものふくふくトレーニング』とは何か、概要を講義形式で学んだ後、6つのセッションとフォローアップのセッションを実際に参加者目線で参加。1セッション体験→内容の解説を2日間で行い、最終日には実際に保護者に伝える想定で実践を行いました。模擬体験ではDVDを活用したり、ロールプレイ形式で実践なども行いました。

【1日目】
(1)わかりやすいコミュニケーション
(2)良い結果・悪い結果
(3)効果的な誉め方

【2日目】
(4)予防的教育法
(5)問題行動を正す教育法
(6)自分自身をコントロールする教育法
(7)フォローアップのセッション

【3日目】
付随する資料の説明と、実際にトレーナーとして母親に伝える前提のデモンストレーション。

参加者の感想

◎今現在、子どもの問題行動に悩んでいる保護者に向けてすぐに実践できるトレーニングで、とても参考になった。
◎行動療法を基礎とするしつけのスキルが大変分かりやすく、保護者等へ伝えやすいと感じた。とてもあたたかな雰囲気の中で研修でき、安心して学ぶことができた。
◎大変有効なプログラムだと思う。日本の事情に合うような工夫をしていただいていることに頭が下がる。叱りつけたり、叩いたりする養育態度から望ましい行動変容が起きるように丁寧に6つのセッションが組み立てられていると思った。
◎理論、方法、体験と系統だてて研修できたのは大変ありがたかった。
◎状況を変えることで結果が変わるというのを色々な教育法を学ぶことが理解できた。ロールプレイを大事にしている点が、自分のことのように入ってきやすいと思った。
◎実践もあって分かりやすかった。