東日本大震災発災後から3年目を迎え、岩手・宮城・福島の3県では様々な課題に直面しています。課題解決には様々な関係機関がお互いに強みをいかし、連携・協働していくことが必要不可欠です。また被災地では引き続き、各種応援や支援を必要としており、復興の進捗と課題について共通理解を構築していくことが重要です。
そこで、多様な関係機関・団体の方に参加いただき、3県共通に直面している課題について状況や課題を整理し、具体的な変化を起こすための円卓会議「寄りあいNIPPON」を開催します。この会議を通じて東北の復興、そして日本の未来をここ東北から創造していくことを目指します。
チラシダウンロードはこちら(PDF 614KB)
第1回 寄り合いNIPPON
日時
2013年9月11日(水) 13時30分~18時30分頃(開場13時)
参加費無料(懇親会19時~20時 会費制)
場所
仙台国際センター 2F大会議室 橘
仙台市青葉区青葉山(仙台駅よりバスで約10分)
大きな地図で見る
議題
- テーマ1:自立とコミュニティ
超高齢化社会も見据えたまちづくり
地域で被災したのは住民だけではなく、行政や福祉・まちづくりの関係機関も被災した。沿岸部のみならず、避難者を受け入れている内陸部を含め、高齢者や支援を必要としている人をどのように支えるのか、支えあい・見守りの再構築、移動の問題、仮設住宅から復興公営住宅への移行など様々な変化が起きている。行政、社会福祉協議会、NPOなど地域の担い手の方々が、今、何を課題と感じ、どのような取組みや連携を必要としているのかを議論する。 - テーマ2:観光と研修旅行
地域資源の活用と発信
震災時に観光資源や宿泊施設などに甚大な被害がおきた。しかし、震災以前からある観光資源に加え、防災・減災をキーワードにした新たな観光資源等の活用など、新たな動きを模索している地域がある。また従来型の観光に留まらない「○○ツーリズム」や新入社員の研修を兼ねる動きが企業や観光事業者、NPOなどによって始まっている。被災地の地域資源を活用した観光・研修旅行の在り方、そして交流人口の増加を通じた地域の活性化策などを議論する。 - テーマ3:子どもの遊びと学び
未来を担う大人たちを育てる社会とは
被災地域の子どもを取り巻く生活環境は大きく変わった。学校の統廃合に伴う通学時間の長時間化、公園・校庭が仮設住宅用地化、仮設住宅入居による自分スペースの減少等、著しい変化が起きている。更に震災による心理的喪失・負担などの問題があり、被災地の子どもの日常=遊びと育ちは、現在の大人世代の子ども期とは全く異なる日常となっている。子どもの自由な遊びを担保しつつ、様々な立場にある大人が「子どもとどう関わり、成長を支えていけるのか」等を議論する。
対象者
- 岩手・宮城・福島の各県庁、自治体の復興企画部局
- 復興支援に関心のある企業(復興支援部門・CSR部門)
- 組合・生協、各種団体や復興や福祉の関係機関
- 当該地域内の復興支援に関わる中間支援団体
- 復興支援に関わる助成機関等・現場で活動しているNPO等
- 当該する課題に取組む学識者・研究者等
※最新の情報はウェブサイト(http://www.sanaburifund.org/yoriai)でご確認ください
申込方法
- 案内チラシ裏面の参加申込用紙を記載の上、下記まで送付ください。
送信先:地域創造基金みやぎ FAX. 022-748-7284 - WEB でのお申し込み
「寄りあいNIPPON」で検索(http://www.sanaburifund.org/yoriai) - お電話でのお申し込み
022-748-7283(「寄りあいNIPPON参加申し込み」とお伝えください)
主催
寄りあいNIPPON実行委員会
共催
認定NPO法人 ジャパン・プラットフォーム/一般財団法人 地域創造基金みやぎ
協力
NPO法人いわて連携復興センター/みやぎ連携復興センター/一般社団法人ふくしま連携復興センター
後援
復興庁/岩手県/宮城県/福島県/日本経済団体連合会/東北経済連合会/東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)/