日時
平成30年6月29日(金) 10:30~16:00
場所
福島県庁 本庁舎5階 正庁 (福島県福島市杉妻町2-16)
研修
「震災後の子どもの心と支援者のかかわり ~震災とストレスと子どもの成長~
講師:明治学院大学 心理学部心理学科 教授 杉山恵理子氏
参加者
43名
山形・福島・新潟・宮城避難者支援員、NPO団体職員、社会福祉協議会及び県職員など
内容
通常の震災により被災者に起こりうるPTSDと、原発事故により特出する心の不調との違い、特に子どもの被災した経験に対するストレス反応については、乳幼児心理学や子どもの提携発達と併せてお話しいただくことでその違いがより明確になり、かかわりのポイントを具体的にご提示いただきました。
後半は支援の質を保ち高めるために支援者自身のストレスチェックを行い、自分がどの状態にあるかの自覚を持ったうえでグループワークの中で震災体験を語り、相互理解や協働について振り返るワークを実施しました。
感想
- 7年間封印していたことを初めて口にして、肩の荷を下ろした気がした。
- 他の方の体験談から、震災当時の大変さを改めて思い出すことがあった。
- 今まで被災者(クライアント)の語りを聞くだけだったが、改めて自分の口で語る大切さを感じた。
- 今まで取り上げられることがなかった当時小学生だった子どものことを、ようやく取り上げられたのが嬉しかった。