震災から6年を迎え、被災時に中学1年生だった子どもたちが、高等学校を卒業するまでになりました。青年期を被災地で過ごし、支えられてきた子どもたちが少しずつ語り始めています。
私たちはこれまで、子どもたちが自分のことばや表現をすることを支え続けてきました。その成果が少しずつ形になり、大人が考えてきた子ども支援の質が明らかになってきています。そこには私たちが学ばねばならないこと、考えなければならないことがあふれています。
そこで、東日本大震災から5年間という一つの区切りとして大きく支援が変化する時期を迎えた今、震災子ども支援にかかわる様々な支援者が参加して行っている調査活動の中間報告や、東日本大震災子ども支援ネットワークの活動として実施している大人と子どもの意見交換会での子どもたちの意見、そうした活動に参加している高校生や大学生、支援者の発言を手掛かりにして、長期化する被災地の子ども支援について情報・意見交換会を行いたいと思います。
当日は、被災地から高校生や大学生たちも参加をします。ぜひ、ご参集ください。

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日時

平成28年3月10日(木) 11:00~13:00
※10:30から10:50までに受付においでくださるようお願いします。

場所

衆議院第2議員会館 1F多目的会議室

司会進行

  • 森田明美
    東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学
  • 荒牧重人
    東日本大震災子ども支援ネットワーク運営委員 山梨学院大学

内容

報告

  1. 5年間の子ども支援に求められる総合的視点
    森田明美(東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学)
  2. 被災地の子どもたちの発言
    • 山田町ゾンタハウスの子どもたち
    • 南三陸町で被災した子どもたち
  3. 被災地における子ども参加型調査(中間報告)
    清水冬樹(旭川大学短期大学部)
  4. 被災地の子ども支援の現場からのコメント
    • ひとり親家庭支援の現場から
      遠野馨(しんぐるまざーず・ふぉーらむ福島)
    • 子ども支援センターの現場から
      中鉢博之(ふくしま子ども支援センター、ビーンズふくしま)
  5. 関係省庁からのコメント(予定)
    厚生労働省、文部科学省、復興庁

意見交換

国会議員からの発言

主催

東日本大震災子ども支援ネットワーク
東洋大学白山校舎2号館608号 森田明美研究室
TEL/FAX:03-3945-7481
MAIL:info@shinsai-kodomoshien.net