立命館大学大学院応用人間科学研究科は「対人援助学」の看板を掲げ、10年の蓄積を重ねてきました。今後10年にわたって、東日本の各地で対人援助的なプログラムを実施していきます。そのなかで、家族や支援者、コミュニティーに寄り添い、復興の物語を創っていく人々の声に耳を傾けながら、社会変化のwitness(目撃者・証人)として存在し続けることができたらと願っています。
東日本大震災中央子ども支援センター福島窓口(NPO法人ビーンズふくしま)では、2012年1月、11月に開催された二本松市でのイベントに引き続き、福島市で「東日本・家族応援プロジェクト」の開催にご協力させていただきます。
東日本・家族応援プロジェクト2012 in 福島市
- 日時
11月26日(月)~12月2日(日) - 会場
福島市市民交流センター チェンバおおまち3階(福島市大町4-15)
地図 - 料金
無料
プログラム
- 支援者支援セミナー ~長続きする家族支援のために~
12月1日(土) 10:30~12:00 福島市市民活動サポートセンター会議室B
講師:村本邦子、渡邉佳代
支援者は、つい自分のことを後回しにして頑張りすぎてしまいます。長続きする支援のコツについて皆で知恵を出し合いましょう。(定員10名)※予約優先 - 支援者のためのドラマ表現ワークショップ
12月1日(土) 13:00~15:00 福島市市民活動サポートセンター会議室B
講師: 尾上明代
支援者や大人という役割をしばらくの間忘れ、楽しく解放される時間を過ごし、同じ立場の人たちと共に語り表現できる場をつくります。(定員15名)※予約優先 - 団 士郎の漫画トーク ~「木陰の物語」の物語~
12月2日(日) 10:30~12:00 福島市市民活動サポートセンター会議室A
講師:団 士郎
物語には描かれた部分と、描かれなかった部分が必ずある。描ききれなかったものや、あえて描かなかったものも、家族のたたずむ木陰には存在する。そんな物語を、スライドショーマンガに併せてお話しします。 - 子どもたちのための遊びワークショップ
12月1日(土) 10:30~16:30、12月2日(日) 10:30~12:00 福島市市民活動サポートセンター多目的ホール
たくさんのおもちゃや遊びをご用意してお待ちしております!時間限定プログラムもあるよ。
※おもちゃは、東京おもちゃ美術館による提供です - みんなで楽しく劇遊び
12月1日(土) 10:30~12:00
ファシリテーター:尾上明代
一緒にゲームや劇ごっこをして遊ぼう! - クリスマスカレンダーをつくろう!
12月1日(土) 14:00~15:30
ファシリテーター:村本邦子
お菓子で飾ったカレンダーをつくるよ。 - 風船で遊ぼう!
12月2日(日) 10:30~12:00
ファシリテーター:渡邉佳代
心と体がホッとする魔法の風船で遊ぼう。 - 団 士郎 家族漫画展
11月26日(月)~12月2日(日)正午 福島市市民活動サポートセンター交流広場
団 士郎先生の、「木陰の物語」の原画パネルを展示しています。ゆっくり楽しんで鑑賞してください。「木陰の物語」の小冊子も準備しています
講師プロフィール
- 団 士郎
立命館大学大学院応用人間科学研究科教授。児童相談機関を経て独立、「仕事場D・A・N」主宰。家族療法の実践、支援者研修をしながら、漫画家としても多数作品を発表している。『家族力×相談力』(文春新書)、『家族の練習問題』1~4(ホンブロック)など。 - 村本 邦子
立命館大学大学院応用人間科学研究科教授。女性ライフサイクル研究所所長。臨床心理士。子育て支援、DV、支援者支援、コミュニティのトラウマ、歴史のトラウマなどに取り組む。『しあわせ家族という嘘』(創元社)、『暴力被害と女性』(昭和堂)など。 - 尾上 明代
立命館大学大学院応用人間科学研究科教授。ドラマセラピー教育・研究センター代表。国内第一号のドラマセラピスト(米国ドラマセラピー学会公認)。「心ひらくドラマセラピー」(河出書房新社)、「子どもの心が癒され成長するドラマセラピー」(戒光祥出版) - 渡邉 佳代
立命館大学心理・教育相談センター、女性ライフサイクル研究所スタッフ。臨床心理士。NPO法人FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワークにて、母子並行プログラム企画、実施、運営を行い、地域の親子支援に取り組む。
主催
立命館大学 応用人間科学研究科
共催
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター(近畿ろうきんパートナーシップ制度)
東日本大震災中央子ども支援センター 福島窓口(NPO法人ビーンズふくしま)
後援
福島県
福島県中央児童相談所
予約申し込み・お問い合わせ先
東日本大震災中央子ども支援センター 福島窓口(NPO法人ビーンズふくしま)