赤い羽根は、ふくしまの皆さんの支え合うチカラを応援したい
赤い羽根共同募金は、住民の皆さんの善意が寄せられた募金を地域の福祉活動に活かす“じぶんのまちを良くするしくみ”として長きにわたり展開してきました。
しかし、東日本大震災後、中央共同募金会では災害ボランティアやNPOへの支援金として「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」を新たに設け、全国の多くの方々にご協力いただいております。
この募金をもとに福島県共同募金会では、福島県民同士による支え合い活動やボランティア活動の輪を広め、人々のつながりや被災地域、避難地域居住者のコミュニティ再興などに取り組む団体の支援を目的に助成事業を行います。皆さんが持つチカラを地域のために活かしてみませんか。
赤い羽根共同募金はそうした皆さんの活動を応援します。
応募要項
1.助成対象
(1)対象団体
福島県在住者5名以上で構成されているボランティアグループやNPO法人等の非営利団体
- 暴力団員が構成員に含まれていないこと
- 企業、政治目的を持つ団体、宗教の勧誘を行う団体から独立していること
- 中央共同募金会が実施している赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(通称:ボラサポ)助成事業の助成を受けていないこと
*前年度の助成の活動報告及び精算が終了していること。
(2)助成対象活動
平成25年度に実施する以下の助け合い活動及びボランティア活動
- 自らが主催する活動であること、または他団体が主催する催しに参加する場合は、他の参加団体と交流する活動でなければなりませんので、ご注意ください。
- 応募日翌日以降、活動の実施及び着手をしていただいて結構です。ただし、審査結果によっては応募希望通りでない場合もありますので、あらかじめご理解ください。
1 | 生活支援活動 | 見守り・訪問活動、移送・外出支援、要援護者の引っ越し・片づけ作業、配食サービス、家事援助、相談事業、情報収集・提供事業、 ミニコミ紙作成・配布事業、防災マップ・防災マニュアル作成事業、除排雪支援事業、子どもの学習支援 |
---|---|---|
2 | サロン活動 | 健康づくり支援事業(ウォーキング、太極拳、ヨガ、ゲートボール、グラウンドゴルフ、ボーリング等)、食事と栄養バランス支援事業、介護予防支援事業、音楽療法支援事業、生きがいづくり支援事業、遠足等戸外活動 |
3 | 季節の行事 | お正月会、餅つき会、ひな祭り、お花見会、七夕、盆踊り大会、紅葉狩り、クリスマス会、いも煮会、いも掘り |
4 | 住民交流事業 | 昔の遊び伝承、昔話の伝承、郷土の歴史学習、郷土料理の伝承、お便り交流、映画観賞会の開催、各種のコンサート開催、落語・寄席の開催、 講演会の開催、紙芝居・人形劇・絵本の読み聞かせの開催、各種復興イベントの開催、慰問活動 |
対象外となる主な活動例
- 応募前に実施または終了した事業
- 学校や社会福祉施設が行う行事
- 小学校の特設クラブや、小中高校の部活動
- PTAや部活動の保護者会が行う事業
- 企業が行う活動
- 家族同士や親類同士が行う活動
- 神社仏閣での祭礼等に基づいた催し
- 市町村社会福祉協議会、地区社会福祉協議会、民生児童委員協議会が行う事業
- 商店街、商工会議所、青年会議所や農産業等の組織が営利または産業振興を目的に実施する事業
- 総会、打合せ、反省会等の会合
(3)助成対象費用
活動に要する以下の費用
*各費目の上限を超える費用は対象となりませんのでご注意ください。
費用 | 使途 | 助成上限額 | |
---|---|---|---|
1 | 物品費 | 文房具代、テキスト・書籍代、作業用具代、入場料等チケット代、ポット・食器購入費、ストーブ購入費、物品レンタル代 | あわせて50,000円 |
2 | 弁当・茶菓代等 | 食材費、食事・弁当代、茶菓代 | 食事会等の食材費・弁当代:1回につき 1人当たり1,000円 サロン等の茶菓代:1回につき 1人当たり500円 |
3 | 印刷費 | チラシ等印刷代、コピー使用料 | あわせて20,000円 |
4 | 通信費 | 切手代、送料代 | 1日当たり1,000円※ |
5 | 運搬費 | 車両レンタル代、バス借上げ料、燃料代、高速料 | 1回当たり50,000円 |
6 | 交通費 | ボランティアの交通費 | 1日当たり1,000円 |
7 | 会場代 | 会場借上げ料 | 会場借上げ料:1日当たり5,000円 |
8 | 講師謝金 | 外部講師への謝金 | 1回につき1人当たり5,000円 |
※住民の避難等により上限額をやむを得ず超えてしまう場合は要相談。
対象外経費例
- 会議・打合せの際の飲食代
- 活動時のボランティア等への手当・謝礼等
- 個人の所有になる配布のみを目的とした物品の購入費
- 見舞金等の現金及び金券の購入費
- 個人から借上げた物品や車両、個人所有のプリンターやパソコン等の使用に対して支払われる費用
- チャリティイベントの開催費用
- アルコール酒類
- 宿泊費
- 初穂料やお布施
- 銀行送金手数料
- 変更や中止に伴うキャンセル料
- 除染及び放射能対策にかかる経費
2.助成金額
1団体につき、1回につき10万円の応募を上限とします。(応募額は千円未満切り捨て)
同じ団体からは1年間に2回までの応募を可能としますが、2回目の応募は1回目の助成の精算が終了していなければいけません。
3.応募方法・提出書類・提出先
- 所定の応募書、事業実施予算書に楷書で、内容がわかるように記入してください。
- 振込口座は、応募団体名の入った名義でないと認められません。個人名義や応募団体名と異なる団体名義の口座は認められませんので、ご注意ください。
- 申込責任者は応募団体所属以外の人は認められません。また、申込責任者には応募内容等について別途お尋ねすることがあります。
- 最寄り(活動地または居住地)の市町村共同募金委員会へ以下の提出書類を持参し、団体概要や活動内容等について説明のうえ、確認欄に市町村共同募金委員会の署名捺印を得てください。
- 提出書類は、県共同募金会へご郵送ください。なお、提出の際は応募団体の控としてコピーをとって保管しておいてください。
申請受付
随時
提出書類
- 応募書(様式1)
- 事業実施予算書(様式2)
- 通帳の口座番号及び名義が記載されているページの写し
送付先
社会福祉法人 福島県共同募金会
〒960-8141 福島市渡利字七社宮111番地(県総合社会福祉センター内)
4.選考・交付
(1)選考にあたって重視する点
- 住民同士の助けあいを支える活動またはであるか
- さまざまな人たちの参加と協力が得られているか
- 実施する活動の目的が明確になっており、メンバーで共有できているか
(2)要件
- 活動について、市町村共同募金委員会の確認が得られているか
- 団体の代表者と会計担当が決まっており、活動を実施・報告できる体制があるか
(原則として代表者と会計担当者は別人物であることが望ましい) - 2回目の応募の場合は、1回目の助成の活動報告及び精算が終了しているか
(3)助成決定
- 福島県共同募金会において審査を行います。審査は応募受付からおおむね1ヶ月程度要します。なお、助成の有無に関わらず、応募団体に審査の結果を通知します。
- 審査の結果、助成を行わない場合や助成金額が要望額より減額される場合があります。
(4)助成金の交付
- 審査により助成が決定した場合は、その後助成金の全額を「応募書」に記載された振込口座へ送金します。
- 現金での受け渡し及び現金書留での交付は行いません。
5.報告・精算
- 活動団体は、活動終了後1か月以内に精算報告書類及び領収書(コピー可)、活動写真を福島県共同募金会へ郵送してください。詳細は、活動団体に決定通知書とともにお送りする手引き及び様式にてご確認ください。
- 活動団体からの精算報告書類確認後、福島県共同募金会より精算完了通知を郵送します。助成金の残金がある場合は、通知を確認のうえ指定の口座へご返金ください。なお、返金の際の払込手数料はご負担いただきます。
6.公表
助成を受けた団体名や活動内容は中央共同募金会及び福島県共同募金会、市町村共同募金委員会のホームページや広報紙等印刷物にて公表されます。
7.その他
- 必要に応じて、応募内容、助成を受けた活動の実施状況及び収支状況について調査を行うことがあります。
- 以下のいずれかに該当する場合は、助成決定の取り消しまたは助成金の返還を求めることがあります。また、それ以降も本助成の応募受付及び決定送金を行いません。
- 助成金の使途をみだりに変更し、またはほかに流用したとき
- 虚偽の申請その他不正な手段により助成を受けた時
- 助成の目的を達成する見込みがないとき
- 活動から生じる利益を団体の構成員に分配したとき