チェルノブイリ原発事故の重要な教訓は、原発事故が心理社会的問題を生み出すということです。しかも、心理社会的問題の解決はむずかしく、その影響は長期間つづきます。
このセミナーでは、原発事故が人々に及ぼした心理社会的問題やその解決方法を調査研究してきたウクライナとロシアの研究者をお招きし、福島のこれからをともに考えます。
国際セミナーチラシ2015(確定版)_01

日程

平成27年3月25日(水)、3月26日(木)

場所

福島大学共生システム理工学類 後援募金記念棟

プログラム

3月25日(水)

13:00 開会あいさつ、主旨説明、アジェンダ、参加者紹介 氏家達夫(名古屋大学)
13:15 福島の親と子どもの状況 筒井雄二(福島大学)
14:00 チェルノブイリ事故後30年間に起こったこと―心理社会的被害の状況 Dr.Natalia Sobolieva(ウクライナ社会学研究所)
14:45 コーヒーブレイク
15:15 ウクライナにおける対策とその効果 Dr.Gulbarshyn Chepuruko(ウクライナ社会学研究所)
16:00 ロシアでの心理社会的被害の状況と対策、効果 Dr.Tatiana Melnitckaia(ロシア危機管理研究所)
17:15 初日閉会あいさつ 氏家達夫(名古屋大学)

3月26日(木)

9:30 開会あいさつ  
9:45 心理リハビリテーションセンターの実践-哲学、プログラム、効果 Dr. Oksana Garnets (ウクライナ DESPRO)
10:45 来年度の研究計画 氏家達夫(名古屋大学)
11:45 昼休み
13:00 全体討議
16:25 閉会あいさつ 氏家達夫(名古屋大学)

参加費

入場無料(要事前予約)

対象者

一般市民、保健師、助産師、教員、研究者

参加方法

参加申込書に必要事項を記入の上、3月20日(金)までにメールにて下記までお申し込みください。
tsutsui@sss.fukushima-u.ac.jp(福島大学 災害心理研究所 筒井)
参加申込書(Word 18KB)

主催

名古屋大学大学院教育発達科学研究科(代表:氏家達夫)

共催

福島大学 災害心理研究所

後援

福島県

問い合わせ

福島大学 災害心理研究所(担当:筒井)
tsutsui@sss.fukushima-u.ac.jp