『子どもにやさしい空間Child Friendly Space(以下CFS)』は、災害などに緊急時おいて、子どもが安心して安全に過ごせる居場所になります。非日常は子ども達に精神的ストレスを与え、身体的にも精神的にも影響が出ます。CFSは、非日常の空間から、日常に近い居場所を作り、なるべく早く子どもたちが元の生活に戻れるよう促す効果があります。

実施日時

平成29年11月9日(木) 13:00~16:00

実施場所

ミューカルがくと館(郡山市)

講師

小野 道子先生(災害時こどものこころと居場所サポート)

参加者

16名
幼稚園教諭、保育士、学童クラブ職員、相談員、教育委員会職員など

内容

本研修では、まず『子どもにやさしい空間』の理念を講義形式で学びました。その後、子どもにやさしい空間を作る過程を段階ごとに学び、5~6人1グループでグループワークを行いながらより知識を深めました。

 
最後は、震災後の避難所となった学校の1教室という架空の設定で、実際に子どもにやさしい空間のレイアウトと活動スケジュールをグループごとに考えました。

参加者のアンケート

  • 親子で集える遊び場づくりにも役立てられると思った
  • 実際に身近なスペースを使って空間作りをやってみて、子どもを受け入れ、使ってみて、見直しながらやってみることができたら良いと思う。
  • 災害時に自分で何ができるかと思った時のきっかけになった。通常の生活でも役立つこともたくさんあり、考えさせられた。