実施日時
2018年1月13日(土) 13:00~17:00
実施場所
いわき産業創造館 会議室1
講師
本田 涼子先生(災害時こどものこころと居場所サポート)
参加者
17名
(幼稚園教諭、保育士、相談員、保健師、児童養護施設職員、フリースクール職員など)
内容
この研修では、災害などに緊急時おいて、子どもが安心して安全に過ごせる居場所について『子どもにやさしい空間(Child Friendly Space、以下CFS) 』の考え方と、『遊びを通した心のケア』を学びました。
災害時などの非日常は子ども達に精神的ストレスを与え、身体的にも精神的にも影響が出ます。CFSは、非日常の空間から、日常に近い居場所を作り、なるべく早く子どもたちが元の生活に戻れるよう促します。
まずはCFSの理念を講義形式で学びました。その後、居場所づくりの過程を段階ごとに学び、5~6人のグループでグループワークを行いながらより知識を深めました。ワークの最後には、「震災後の避難所となった学校の1教室」という架空のテーマで、空間のレイアウトと活動スケジュールをグループごとに考えました。
子どもにやさしい空間を学んだ後、『遊びを通した心のケア』を学びました。
研修ではおもちゃや新聞紙を使用し、おもちゃを選ぶ際のポイントや遊びが子どもに与える効果を講義形式で学びました。また、実際に2人1組となり、子どもの遊びを体験しました。
参加者の感想
- 「子どもにやさしい空間」は、災害時だけでなく、普段子どもに接する時にも応用できると思う
- 学んだことを活かして、子どもの立場を大切にできそうです
- ワークショップ、体験型の研修で主体的に参加できて楽しかったです