日時・会場

1日目

  • 平成29年2月16日(木) 18:00~20:30
  • コラッセ福島

2日目

  • 平成29年2月23日(木) 18:00~20:30
  • 福島市アクティブシニアセンターAOZ

対象

  • 福島県内外で子ども支援、子育て支援に携わっている方
    (保育士、教職員、児童福祉司、施設職員、子育て支援センター職員等)
  • 一般

参加者

  • 1回目
    保育士・幼稚園関係者・NPO職員・保健師 43名
  • 2回目
    保育士・幼稚園関係者・NPO職員・保健師 48名

内容

今回の研修は、2週続けて開催しました。
講師に福島県立医科大学看護学部家族看護学部門講師の佐藤利憲先生をお迎えしました。先生は精神科病棟で看護師として勤務された経験から現在は大学教員として教鞭を取っていらっしゃいます。また、ペアレントトレーニング(以下PT)の手法を使った発達障害の子どもとその家族への支援や、支援者向けの研修なども実施されています。
乳児期から児童期(小学校時代)にかけて、親が子どもを育てる上で必要な知識や、親と子が望ましい親子関係を構築するためのコミュニケーションの在り方について支援者向けに学びました。

1回目は「子どもの成長にあわせた支援~子どもの言動には発達上の理由がある~」という題名で、子どもの発達段階における言動や行動についてPTの手法を取り入れながら学びました。
育児の基本である子どもの成長に合わせた「愛情とスキンシップ」はもちろんのこと、プラスして「行動の抑制」=子どもの気持ちをコントロールする力を養うことが、子育てや適切な支援を行う際には必要になります。
テレビアニメの「クレヨンしんちゃん」を見ながら年齢に応じた発達段階を学び、特性を理解した上で発達段階に応じた関わり方をしていけば、子どものかんしゃくやいたずらなどの困った行動が減っていくということを学びました。

2回目の研修は「子どもの支援に役立つ行動学入門~ペアレントトレーニングの手法を学ぶ~」という題名で、実際に家庭での子育てや子育て支援の現場で、子どもが起こす困った行動をPTの手法を用いた対応をするとどう変化していくかを学びました。
子どもがかんしゃくやいたずらなどをした時に大人がつい子どもにしてしまいがちな対応と、PTの手法を用いた対応を比較すると、PTの手法を用いた方法で子どもと関わることで子どもがかんしゃくを起こしたり、いたずらをするといった困った行動が減るということを学ぶことができました。子どもにしてほしくない行動(かんしゃくやいたずらなど)には「相手をしない・無視をする」、増やしたい行動(お手伝いをしたり、自分のことは自分でやるなど)には「すぐに」「している間に」「成果や結果を問わずに」「ほめられていることがわかる方法で」ほめる、ということを学びました。

受講者の方たちは、日常の業務に活かすために今回の研修に参加されていました。特に保育士の方は毎日子どもと接していく中で、必要な関わり方を理解はしているけど日々の忙しさでつい忘れてしまうことも多いそうです。
今回学んだ関わり方について、原点に返ることができたという感想が多かったです。
また、子育て支援の現場ですぐに実践できる内容であったという声や、講師の先生の説明がとてもわかりやすかったという声も多くありました。
今回の研修で、子どもの発達に合わせた支援の方法を勉強する研修が求められているということを感じました。