8月24日より二本松市にて、『Nobody’s Perfectファシリテーター養成講座』を「福島県子どものこころのケア事業」の一環として実施しました。

実施日時

2019年8月24日(土)、25日(日) 9:30~16:30
2019年8月31日(土)、9月1日(日) 9:15~16:45

実施場所

福島県男女共生センター(二本松市)

講師

伊志嶺 美津子さん(特定非営利活動法人子ども家庭リソースセンター)

参加者数

10名

内容

Nobody’s Perfect(以下NP)プログラムは、1980年代にカナダで開発された、参加者中心の「親子支援プログラム」です。子育て中の親自身の気づきや洞察を促し親自身の自立を促す内容となっております。本研修は、実際にNPプログラムを準備・計画・進行できるファシリテーターを養成する講座です。研修は4日間の日程で、講義と実践を交え、実施しました。

1日目

NPプログラムの目的や目標、実践の原則について学びました。また、ファシリテーターの目的や役割を学びました。他にも、NPプログラムで使用するテキストの良い所を見つけて他の人にプレゼンテーションするなど、NPプログラムはどういう内容で、どういったものを使うのか、NPプログラムについて知りました。

2日目

より具体的にファシリテーターとは何かを、ファシリテーターの立ち位置や役割、NPプログラムにおけるセッションの流れを、グループワークで体験しながら学びました

3日目

初対面でもコミュニケーションがとりやすいアイスブレイクの手法や、実際にNPプログラムを行うためのプログラムの計画やニーズ調査など準備の段階、プログラムの終わりまでを学びました。プログラムの計画などは、実際にニーズを想定して組み立てる練習も行いました。

4日目

ファシリテーター・参加する親・観察者の役割をローテーションしながら、全員がファシリテーターを実演しました。各実演が終わるごとに、それぞれの視点から気づいたことを共有し合い、より実践的なスキルを身に付けました。

今後、受講者は、実習をした後にNPプログラムのファシリテーターとして、活動することが出来ます。

参加者の感想

〇NPって何だろうっていうのが、4日間で分かる範囲で分かることができた。
〇否定されずに受け入れてもらう心地良さを体感できた。
〇悩みを解決できそうな方向性を見出すことができた。
〇様々な立場の方と様々な話をすることができた。自分自身の価値観など、振り返ることができた。