Fukushima Child Support Care Center of The Great East Earthquake

2013/6/13『第1回 ままカフェ@こおりやま』開催報告

第1回 ままカフェ@こおりやま

避難先から福島へ戻って来た親子向けのサロン「ままカフェ@こおりやま」の第一回目を、6月17日(木)、郡山市のNPO法人 子育て支援コミュニティプチママンさんを会場に行いました。

このままカフェのきっかけとなったのは、昨年避難先でお話を聞いているお母さん達から
「福島に3月に戻ろうと思うけれど、子どもも含めて私が馴染めるかが不安です・・・」
「福島に戻った時に避難生活を経験したママ同士で、集まれる場所が欲しいな~」
という声が多くあったからでした。

「福島に戻ってきたお母さん達向けのサロンを一緒に作りませんか?」
この呼びかけに賛同してくれた、福島の子育て支援団体の皆さんと一緒に準備を重ねてきました。気軽に参加していただきたいという事もあり、申し込みをあえて取らなかった事もあり、当日は「何組ぐらい来てくれるかな?」と、オープン前からスタッフはドキドキ☆ワクワクしながら、待っていました。

第1回 ままカフェ@こおりやまの様子

ところが!!
なんと、17組28名の親子が参加してくれたのです♪
これは、嬉しい驚き☆でした!

駐車場係のスタッフによると会場に入ってくる車の中からお母さん達が、ニコニコと来てくれたようで、この「ままカフェ」をいかに楽しみにしてくれていたのかが、伝わりました!

第1回 ままカフェ@こおりやま_2

「ままカフェ」だけに、たくさんの種類のお茶と、美味しいお菓子もご用意しました!!お菓子は、プチママンさんのお菓子作りの得意なママ手作りのワッフル☆美味しいお茶とお菓子のお蔭で話も弾みますね!!
なんと、お昼はプチママン理事長自らそうめんを茹でてくれました☆

当日は、基本的にノン・プログラムで行いましたが、来てくれたお母さんの中から、「みなさんの名前と避難先を教えて欲しい」との声があり、急遽「自己紹介タイム」となりました。

お母さん達の声から

  • 避難中に、お父さんと別れる時に毎回子どもが号泣する姿が、本当に辛かった。
    福島の生活に不安がないわけじゃない。
    放射線量も、外あそびの事も食事の事も、全てが心配です。
    でも、家族みんなで過ごせる 今が幸せです。
  • プールあそびはどうしているのか?外あそびはどうしているのか?
    もっと、皆さんから聞きたかった。
    また、次回参加したい。
  • 同じ悩みを持っている人がこんなにいるのだと、心強く思った。
    こういう場所が出来たことが嬉しい。
  • 避難を経験しないと出会えない人たち。体験できない事があった。
    様々な事に感謝出来る自分になったと思う。

今後の開催予定

次回の「ままカフェ@こおりやま」は、7月11日(木)です。ぜひ、たくさんの皆さんにご参加いただきたいと思います。

なお、「ままカフェ@ふくしま」は6月28日(金)に第一回目がスタートします。
詳細はこちらです。ぜひ、お気軽にご参加ください!!

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